母の日にカーネーションは似合いますね。
赤やピンクそれに白や紫のカーネーションもあります。
生花はやっぱりいいですね、見るだけでも心が和みます。
女性がもらって嬉しいプレゼントのベスト3に生花が入っているのはご存知でしょう。
それならやっぱりお母さんを喜ばせるには生花でなければいけないのでしょうか?
今はやりのプリザーブドフラワーや造花では失礼でしょうか?
ということで今回は、ちょっと気になるこの問題を考えてみましょう。
母の日に造花の花束は失礼?生花のカーネーションだけ?
母の日のきっかけとなったのは、アメリカのアンナという人が、お母さんを偲んで白いカーネーションを飾ったことでしたね。
もちろんその時のカーネーションは生花でした。
当時は造花というものはなかったでしょう。
でも最近は造花でもとてもきれいに出来ていて生花にも見劣りしないものがありますね。
プリザーブドフラワーは本物の花を加工して作ってあるので、正確には造花といえないかもしれませんね。
でもやっぱり生花と違って、香りがないし、風にそよぐこともないから、母の日の贈り物としては失礼かなと心配する人もいるでしょう。
でもよく考えると、生花を好む人ばかりではありませんね。
植物の手入れは苦手というお母さんもいるのです。
高齢のお母さんなら、花の水やりも負担かも知れませんよ。
私は生花が好きですし、手入れも厭いません。
でもときどき水やりをし過ぎて植木をダメにすることもあります。
ある母の日にちょっと離れたところに住む娘から、ベルフラワーの鉢が送られてきました。
私は気に入って毎日眺め、水やりも欠かさずにやりました。
ところが、一週間ぐらいたったら花がしおれてしまいました。
どうしよう、娘が夏休みに来る時に「あの花は咲いている?」と聞くかもしれない。
枯れた鉢を見せるのは忍びない!
そこでホームセンターに行って、もらったのとそっくりなベルフラワーを買って来て、もらった鉢に移し替えて、何とかその年の夏をしのぎました。
こんなドジをするのは私だけかもしれませんね。
でも誰でも「いただいたのだから、この花は枯らさないようにしよう。」と気を使うことは事実でしょう。
もしこれが造花だったら「あら、きれいね。ありがとう」で済むわけです。
あとは机の上でも食器棚の中でも、本棚の片隅にでも置いて、毎日楽しめるのです。
プリザーブドフラワーは病気の人のお見舞いにも使われています。
プリザーブドフラワーは臭いや刺激が無いので、むしろ好まれていますね。
ですから、造花を贈ることは失礼だと思う人はほとんどいないでしょう。
小さいお子さんが幼稚園や保育園で、折り紙でカーネーションを作って贈ってくれることもありまね。
よく考えればあれも造花ですが、紙のカーネーションが嫌だという人は一人もいないでしょう。
お母さんに感謝の気持ちを表わしたいという優しい気持ちがあるなら、生花でも造花でも、そして紙の花でもいいのですね。
受け取るお母さんもきっとその親切な心を喜ばれるでしょう。
母の日の贈り物を造花にするメリットは?
造花は手入れが要らないという点は大きなメリットですね。
その他にも次のような良い点があります。
造花は枯れない
しおれることがないので、時間のある時にじっくり選んで買っておける。
生花だと、届ける日にあるいは前日に買わなくてはなりませんね。
その日に欲しい花が入荷していないこともあります、お母さんの好みの花がなかったら困りますね。
造花は持ち運びや送るのが簡単
水につけておかなくていいので、持ち運びが簡単で、遠くにいるお母さんにも郵送できます。
これは大きな強みですね。
手作りの良さ
折り紙や和紙の花もいいですね。
切り方が不格好でも、色塗りが不十分でも、手作りの花は心がこもった贈り物ですね。
「○○ちゃんが私のために作ってくれた。」と思うとお母さんの喜びはひとしおです。
お母さんの喜びは花そのものよりも、それを用意してくれた子どもたちの気遣いなのです。
母の日に造花の花束を贈る時の失礼のないマナー
造花を贈るのも生花を贈るのも特別な区別はありません。
いずれの場合も、「お母さんいつもありがとう。」「元気で過ごしてくださいね。」といったメッセージカードを添えるのがいいですね。
宅配を頼む場合でも、花が届くころを見計らって、
「お母さんいつもお世話になりありがとうございます。
母の日に花を贈りました。部屋に飾ってくださいね。
体を大事にしてください。」
といった短い葉書を書いておきましょう。
お母さんは二重に嬉しいはずですよ。
母の日に造花の花束は失礼?贈り物にするメリットやマナーまとめ
母の日のプレゼントは生花だけとは限りません。
造花でも手作りの紙の花でもお母さんは喜ぶでしょう。
かえって花の手入れが苦手なお母さんには歓迎されるかもしれません。
花とともに手書きのメッセージカードがあれば、お母さんも大喜びするに違いありません。
プレゼントを一緒に何か贈る際は、熨斗のかけ方なども知っておきましょう。
母の日には心のこもった花やメッセージでお母さんを喜ばせてあげたいものですね。
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